こんにちは!スタッフ齋藤です!
今回は我らがDESIGN CAMPUS塾長(そう呼んで欲しいらしい)濱野将氏へ講師として普段から心がけていることをお聞きしたいと思います!
かつて教え子だった齋藤からも、すごくわかりやすくて楽しい授業だった記憶がありますが、濱野さんが講師として登壇する上でいつも心がけていることってありますか?
率直に言って、あります。
まずは講師として大きく3つのことを心がけています。
なるほど。その3つとはどういうことですか?
まずは「手法」について。話し方やスライドのわかりやすさです。
そして「内容」ですが、必ずディスカッションやハンズオンなどのワークショップを入れるようにしています。
最後に「傾聴」です。受講生の話を聞く時間を設けています。
なんか極意が聞けそうな雰囲気です!
細かく言うと「話し方やスライドのわかりやすさ」では
- 相手の立場になって丁寧な説明をする
- 自信を持って話をする
- 間を開ける
- 1つのスライドに1つの情報やポイント
- アニメーションを入れることで飽きさせない工夫
- 誰でもわかるような内容
と言うことを注意しています。
これはプレゼン資料を作る時なんかにも使えそうですね!
そして二つ目の「内容:ディスカッションやハンズオンなどのワークショップを入れる」は
- 能動的な学習を取り入れる
- ラーニングピラミッドからの学習定着率
- クローズドクエッションにならないような複数回答があるディスカッション
を念頭に置いて組み立てています。
ただ教えるだけでなく学習後の受講生の効果についても考えられているんですね!
最後の「話を聞く時間を設ける」は
- 何がわかっていないかを把握する
- 相手の気持ちを汲み取る
- 同じ質問が多い場合は内容を改善する
このために話の間を考えて入れています。
これはヒアリングにも通じるところがあるかもしれません!
つい無言の時間が怖くて捲し立てるように話しているかも…
さらに受講者の側から見て心がけていることがあります。
これも大きく3つあります。
「記録をしてもらう」、「言語化をしてもらう」、「発表してもらう」です。
まだあるんですか!!
ありますよ!
まず一つ目の「記録をしてもらう」ですが、ノートをがむしゃらにとる訳ではなく、
- 極力情報量のあるスライドは配布
- メモは自分の中で押さえておきたいポイントだけに絞ってもらう
- メモをもとにディスカッションに活かしてもらう
ということに注意して教材を作成しているので講義に集中してもらうことができます。
二つ目の「言語化をしてもらう」は
- アウトプットすることで情報整理ができる
- どのようにしたら相手に伝わるか考察できる力がつく
言語化することでこのような効果が期待できます。
最後は「発表してもらう」です。
- 発表をしてもらうことで他の視点から学びを得る
- 常に相手がいるという意識を心掛ける
これらはデザインも同じで必ず伝えたいお客さん(ターゲット)がいるので、その方々にどうやったらわかってもらえるだろうか?どうやったら伝わるだろうか?という意識を常に持ちながら臨んでいます。
受講生などに教えることとデザインでターゲットに伝えることはまさにリンクするということですね!
このインタビューを読んでくれている方にも講師業だけでなくデザイナーとしての意識として伝わるといいなと思います!私も「どうやったらわかってもらえるだろうか?どうやったら伝わるだろうか?」を常に意識していきたいと思います!
ありがとうございました!
塾長の講師として心がけていること、いかがでしたか?
思いがけず、プレゼンやヒアリングにも役に立ちそうだと思いました!
それでは、待て次号!(わかる人います?)