吉野 皓雅
Webデザイン-コーディング専攻 2022年9月卒業
インタビュー日:2023年7月20日
✏️ introduction
お久しぶりです。コーディングの講師兼運営の小泉です。
DESIGNCAMPUS(デザインキャンパス、以下デザキャン)で学ぼうか悩んでる方はもちろん、これから新しいことを学ぼうと考えているすべての人が知りたいであろうことを、受講生にインタビューするコーナーをはじめます。
デザキャンは現在Webデザインを学ぶスクールですが、学べることは単なるWebデザインではなく、コミュニケーション力やプレゼン力、自分で学ぶ力など仕事をするうえで重要なものもあります。
学びなおし、リスキリング、副業、そしてキャリアアップなどが話題になるこの頃ですが、実際に新しいことを学ぶことに決めた人たちは何を考え、どのように学んでいるのでしょうか。
デザキャン受講生にお願いして時間を作ってもらいインタビューしていきます。
※文章は要約している部分もありますが本人に原稿を確認してもらってからの掲載になります
それではさっそくご覧ください。
学校に通いながら新しいことを学ぼうと思ったきっかけは
吉野:大学には音楽を専攻したくて入ったのですが、授業でいろんなこと学んでいくうちに色々なことに興味を持ち、広く浅くみたいな感じになってしまって…
いざ就職活動を見据えた時に、やっぱり手に職というか、武器みたいなのがあったらいいなと漠然と思うようになりました。
そんなとき、大学の授業に外部講師として来ていた濱野さんと知り合い、デザキャンを紹介してもらいました。
働きながら(学校に通いながら)スクールに通うことに不安はありましたか
吉野:学校の授業に支障がでるんじゃないか、というのは一番の不安でした。実際に通い始めて、直面した壁でもありました。大学でも、ウェブ媒体を使ってプログラミングだったりとか、何かを作り上げる授業っていうのはたくさんあって、プラスして、デザインキャンパスでもそういう成果物として何かを出さないといけない。
やっぱりどっちも時間をかけてちゃんとしたもの作り上げたいっていう気持ちがあったので、クオリティを保ちながら両方の提出をする、というのは意識していました。
ーークオリティをある程度確保することを考えていた、ということですが、実際できましたか?
吉野:いや、難しいですね…(苦笑)
正直自分の中では納得ができてなかったことは多かったです。もうちょっと上手く回せたらなっていうのは今でも思います。
スクールを探すときには何を参考にしましたか
吉野:webデザイナーを育成するスクールは他にもちょくちょく耳にしたことはあったので、
デザキャンも、まぁそういうところなのかなーとは思っていました。
でも、授業頻度とかそういうのを見ると、週 1 回で対面授業があるなどの違いがあるんだな、と。
スクールのなかでDESIGN CAMPUSを選んだ理由はなんですか
吉野:週1の対面っていうのが大きかったですね。自分自身で、モチベーションを高く保ち続けられるなら、月に 1 回の対面授業の学校に行くとかでも良いと思うんですけど、
僕の中だと、週1対面授業があるほうが、続けるモチベーションを保ちやすかったです。
デザキャンの授業で良かったことは
吉野:ほぼ1on1に近いというか。そういう中で逐一質問ができて、なおかつフィードバックももらえる。質問があったらすぐに聞ける環境だったのは、すごく良かったなって思います。
ーー実際にたくさん質問したり聞いたりしましたか?
吉野:いや…基本は自分でネットで調べてみて、コーディングだったら、あれこれコピペしてチャレンジしてみて…っていうのが根幹ではあったんですけど、やっぱりそういう中でも分からないところが出てくる。そういうときに質問してみる、ってかんじでしたね。 あ、Discordでも聞いたりしてましたね!(笑)
デザキャンの授業で大変だったことは
吉野:やっぱり課題ですね…。なによりも動画を見るのが大変でした。倍速ができたのが唯一救いだったというか…(苦笑)
働きながら(学校にかよいながら)学ぶのは大変だとおもいます。どうやって学んでいきましたか、あなたなりの方法や秘訣を教えてください
吉野:コーディングに関しては、コピペしてその中の値変えてみたりとか…。デザインだったら、良いサイトとか良いデザインを見るとか。見て、実際に手を動かす。僕の場合インプット3割、アウトプット 7 割ぐらいの感じがやりやすかったです。
ーー先人の知恵じゃないですけど、既にあるもの見てそれを参考に学習して、っていうのが、やりやすかったと。
講師、スタッフの印象はどうですか
吉野:距離が近いですね。話しやすいっていうのが一番ありました!質問もしやすかったです。
学びの励みになったことや助けてもらったことなどありますか
吉野:チームでやる作業に関しては、僕が足りない知識を持っている人もいたりしたので、勉強になるなって思ったり、負けてらんないなって気分になったり、頑張る意欲にもなったし、実際に作業として助けてもらったりという感じでした。
ーー1人でずっと学ぶだけのスクールと、そうやってチームを組んで一緒にやっていく時間があるスクールだったら、どっちの方があの自分に合ってたのか、学びが深かったとか、今卒業して思うことありますか?
吉野:チームのほうが、僕は肌に合ってましたね。実際にちゃんと社会人として無事に働けているのですが、会社に勤めてから部署に入って、それぞれ与えられた役割がありつつもチームとしてやっていくことが基本なので。
ーーちなみにデザキャンの在学中にハッカソンに出て最優秀賞を受賞していましたが、そういった場にも、デザキャンで学んだことって活かせましたか?
吉野:もうまさに自分はそのハッカソンの時はデザイナーとして入っていて。実際に新事業と言うか、新しいこの物を立ち上げっていう形の、コンテストだったんですけど、そういう時にやっぱりいかに審査員の人にその事業のイメージを沸かせられるかというのはやっぱり大事だと思いました。
XD とか figma とかデザインツールを使って、 実際にアプリケーションになったときのイメージを作成しました。イメージを膨らますことができたのは、デザインキャンパスでデザインを学べたからっていうのが大きいと思っています。
ーー良かったです!あのとき、アプリのモックまで作っていたのは、吉野くんのチームだけでしたよね。
デザキャンで一番感動したことはなんですか
吉野:人前に出ても上がらなくなった、っていうのは大きいですね。もちろんスキル面も学べたんですけど、卒業制作で、大勢の人の前でプレゼンテーションをするっていう機会もあって。
言いたいことがきちんと言語化できるようになったっていうのもあると思うんですけど。コミュニケーションがやっぱりチーム内で盛んだったりとかで、先生とか講師の方にも説明しなきゃいけないとか、そういう場があったりしたおかげで、人前でも緊張しないで喋れるようになったと思います。
デザキャン卒業後の進路を教えてください
吉野:オリンパス株式会社を前身とした、”OMデジタルソリューションズ株式会社”に入社しました。新事業を進める部署に配属されて、今は法人の EC サイトの運営だったりとか、整備を行ったりしています。
テザキャンで得たものはその進路に活かせそうですか
吉野:内部的なコーディングとかの部分はもちろん、より良い見せ方の提案ができるようになったりとかで、活かせています。例えば商品ページ 1 つ取っても、こっちのレイアウトのほうがいいんじゃないか、って提案できたりとか。
ーー作ったものを拝見させていただいたんですが、動きを入れてユーザーの目線を移動させたり、きちんと見せ方を考えられているなと感じました。
吉野:今までの商品ページでは、例えばカメラの紹介だったりすると精密に撮れるよっていう文面だけだったんです。それを、画素数の異なる2枚の画像がディゾルブで入れ替わる形にして、画素数がかわるとこんなに良いんだよ、というのを分かりやすく表現しました。
最後にこれから学びたいと思っている人達に、メッセージをおねがいします
吉野:自分は根底に「何かをつくるのが好き」っていうのがあって。やっぱり音楽も自分で作曲したりとかそういうの好きでしたし。
何かを”形”にすることが好きな人にはすごく向いていると思います!!
✏️ インタビューを終えて
リーダーシップがあって2期とも、デザイン専攻、コーディング専攻に関わらず同期の受講生を引っ張ってくださった、池田さん。
本当にありがとうございました。
講師・スタッフ陣も受講生もみんなが頼りにしていましたし、学習に取り組む姿勢にも刺激を受けて切磋琢磨する事ができ感謝です。
個人的には2期、合計1年間も通っていただいて、すっかり身内みたいな感じなので寂しい限りです。時間のある時は遊びに来てほしいです。 (2期ともコーディング専攻!)
自分の進むべき道に向かって努力できる方なので、デザキャンで身につけたWebデザインのスキルを今後も研鑽しながら自分の価値を高めていくんだと思います。
困ったことがあれば今まで同様、デザキャンルームを訪れてくださいね。
今回も話の中に学習法のコツとしてメモを取るというのことが出てきました。 それと同時に
オンライン動画学習で基礎を予習→オフラインの対面授業でそこを掘り下げる→再度動画学習で復習
というコツも語っていただきました。
反復しての学習はやはり理解も上がりますし、定着もしやすいので大事なんだなと改めて思わされました。
これからも是非、今までと違った形でデザキャンに関わってもらえたらうれしいです。 池田さんがスタッフに助けられたように、卒業生に助けられる後輩たちもいると思います。
1年の長い間、本当にお疲れさまでした。